Kei通信

なるべく健康、なるべく自然体。

アーユルヴェーダの VATA TEA

アーユルヴェーダの本を一冊持っている。

チョプラ博士が書かれたパーフェクトヘルスという本である。

これを読むまでは、額に油をタラーと垂らす美容法?くらいのイメージだった。ヨガにはまり、その界隈でよく聞くアーユルヴェーダとはいったい何ぞやと興味をそそられて読んでみた。

とても一言で言い表すことなど出来ないが、無理して簡単に言うなら、インドで始まり欧米で発達した5千年の歴史を持つ医学療法、健康法、と言えば良いのだろうか。

この本には読者の体質テストの章があり、私の体質は「ヴァータ-ピッタ体質」となるらしい。

人間の体質は下の3とおりに大別されているそうだが、それぞれの組み合わせもありだ。

アーユルヴェーダでは人間の体はヴァータ(VATA)、カパ(KAPPHA)、ピッタ(PITTA)という3種類の生命エネルギーにより構成されており、それをドーシャといいます。
3つのドーシャのうち、「空」と「風」のエネルギーを持つのが、「ヴァータ」です。
ヴァータ体質の人の性格としては、好奇心旺盛で活発的、身軽で行動的といった特徴が挙げられます。
変化を好み、クリエイティブな才能や創造性がありますが、反面、飽き性であったり物事に対し冷めやすい性質を持つ傾向もあります。
身体的特徴としては、全体的に華奢で痩せ型が多く、手足・身長の長短が極端に現れることも。
ヴァータ体質の人は機敏が故にエネルギーを消耗しやすいため、お風呂に入ったりゆったりした音楽を聴いたり、オイルマッサージで身体を温めながら癒しを補充するなどがオススメです。

五大元素の、「火」と「水」の働きをしているのがピッタです。
ピッタが司る身体機能は、消化や代謝であり、この作用が強い方の特徴には、バランスの良い体型、多汗、リーダーシップをとることが出来る、そして情熱的であるなどがあげられます。
ピッタタイプがストレスなどでバランスが崩すと、嫉妬やイライラといった感情が出やすくなります。
ピッタタイプは体内に熱を溜め込みやすいので、身体を火照らせるサウナや熱湯には不向きとされています。
冷やしすぎは身体に毒ですが、リフレッシュに身体を冷やしたりさっぱりと水浴びをするなどして、身体の熱をうまくコントロールすることが良いでしょう。

カパの力が強い方の性格は粘り強く安定型、そして体格はしっかりとしています。
また、色が白く落ち着いた気質もカパエネルギーの特徴です。
カパのバランスが崩れたときに出る症状の例としては、執着しやすくなったり無気力になったり、太りやすくなったりなど。

(リフナビ用語辞典)

https://www.refle.info/dic/d0122/

ところで、私はカフェインがあまり合わないらしく、コーヒーや緑茶を飲むと、気分が悪くなってしまうことがある。カフェインレスの代表みたいな麦茶も、場合によっては強すぎると感じてしまう。

それで、何か自分に合う飲み物はないかと長年思っていたのだが、数年前に「体質」に合わせたハーブティーがあることを、ヨガの講師の資格を持つ英国人の友人から教えてもらった。

さっそくネットで検索して、マハリシ・アーユルヴェーダ社の「PITTA TEA」と「VATA TEA」を買って、試してみた。

 PITTA TEA の原材料:カルダモン、カンゾウ、ジンジャー、シナモン、セイヨウバラ。

 VATA TEAの原材料:カンゾウ、ジンジャー、カルダモン、シナモン 

原材料をみると、二つの違いはセイヨウバラがはいっているかいないか。

ピッタティー、はなぜかあまり美味しいと思えなかった。バラの香りが、飲み物としてはやや苦手な部類なんだろうかと思う(と、ここで「ポーの一族」のエドガーとアランを思い出してしまうのだが、私は明らかに彼らの仲間ではなさそうだ)。体質的に、ピッタ要素はあまり多くないのかも、と思う。

ヴァータティーは体質にあっているらしく、とても美味しいと感じた。特に、就寝の1時間前くらいにあたたかいヴァータティーを飲むと良く眠れるようだ。慢性的に睡眠の質が悪いので、これはとてもありがたい。

残念ながらコロナが蔓延してからは、こういったオーガニックの食品は「コロナに効きそう」というわけで世界の市場で取り合いとなり、在庫切れが続出してしまった。で、ここしばらくヴァータティーがなかなか飲めなかった。記憶が確かではないけど、値上がりもしていたように思う。

コロナの収束した最近では、在庫も増えて内容量も増量になったようだ。

VATA TEA PITTA TEA

さてこのヴァータティーは美味しいのだがちょっと高い。1パック100円以上する。買い置きがなくなるとすぐ買うか、ちょっと我慢するかで毎回ちょっと悩む。

そこで、繋ぎといったら失礼なのだが、こちらのお茶も試してみた。

 PUKKA Relax 原材料:カモミール、フェンネル、カンゾウ、オート麦、カルダモン、ジンジャー、マーシュマロウ

パッカ リラックス(ヴァータ) 有機(オーガニック) ハーブティ(40g)【パッカ】
価格:859円(税込、送料別) (2023/5/14時点)楽天で購入

フェンネルだろうか。甘い匂いがやや強めに香る。これが苦手な方にはおすすめできないのだけど、飲んでみると薫りほどには味わいには影響しないように思う。ヴァータティーと同じように、落ち着いてリラックスした気分にしてくれる。何より価格がヴァータティーの三分の一なので、気楽に買える。

さらにネットで検索してみると、他にもいろいろなショップからお茶がでている。原材料も様々だ。ローズヒップ、ハイビスカスなどの酸味の強いお茶もVATA として売られている。

さてさて。ヴァータティーは、何をブレンドするものか、特に決まりがないのだろうか。

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